美しい所作は肩甲骨から 
               
  <骨盤を正しい位置に戻す>            
  骨盤をゆがめる生活習慣は沢山あります。一番の原因は毎日の姿勢。椅子に座る時に脚を組む、横座りやあぐら、片脚に重心を掛ける片脚立ちなど。何気なく行っている姿勢が日々骨盤をゆがめています。骨盤のゆがみを進行させない為には日常の所作を美しくさせる意識が大切になります。座る時には腸腰筋をお腹の中にしまい込み仙骨を上に引き上げるような、感覚でしか動かないインナーマッスルを強化する事です。  
   
               
   たるみやすいお尻と太ももの筋肉      正常な骨盤はハート形      ゆがんで開くと四角形に
   お尻を支える大臀筋や中臀筋が衰えてたるんでくると、それに連動して太もも裏の大腿二頭筋や太ももの内側の内転筋もゆるんで脂肪がつきやすくなる。
その結果、下半身太りに・・・。
    骨盤は周囲の筋肉と靭帯によって支えられていて、唯一の関節は仙骨と腸骨をつなぐ仙腸関節のみです。
この関節がずれたり開いたりして、そのまま固まると、骨盤がゆがむことに。
    骨盤が開くと、坐骨と坐骨の間が開いて、横に広がった四角い形になる。放っておくとそのゆがみが背骨や大腿骨へと伝わって、最終的にはからだ全体がゆがんでしまうことに。
               
  <腰の痛み、太ももの痛みは股関節のゆがみから>       
  骨盤のゆがみは腰に負担がかかると同時に脚にも悪い影響を及ぼします。脚のつけ根にある股関節は骨盤に直結しています。その為に骨盤が開いてくると大腿骨頭の位置がずれ大腿骨も連動して外に開き、O脚になりやすく、大転子も外側にゆがみ、立った時に重心が脚の外側にかかり、負担も大きく痛みが起きます。       
         
      <美しい姿勢を支えるコアな筋肉>      
      背骨や骨盤、内臓などを支えて正しい姿勢を維持している、骨盤周辺や腹筋、背筋など体幹部の奥深くにあるコアの筋肉を意識することがとても重要です。姿勢の筋バランスの崩れている人は表層筋肉ばかりを鍛えている人に多くコアの筋肉が衰え易いのでこのトレーニングが大切です。 
         
               
   腸腰筋      腹横筋      脊柱起立筋群
   背骨、骨盤、足をつなぐ深層筋。腹筋よりさらに奥にあり、骨盤と背骨を支えて、自然なS字カーブを作るのに役立つ。歩いたり、階段を上ったりするときに、太ももをつけ根から持ち上げているのもこの筋肉です。     左右の肋骨や腰骨を結んで、筋繊維が横に走っている筋肉。腹筋群の中でも最も深い部分にある。腹部内臓をあるべきところにおさめて支える。お腹が出ないように引っ込めておくガードルのような役目も果たす。     脊椎のひとつひとつをつないで支える深層群。腹筋群の働きと呼応して背骨のしなやかな動きや正しい姿勢をサポート。脊柱起立筋群が柔軟性を欠いたり、伸びきって収縮する力が弱いと肩こりや腰痛を招くことに。
               
                 
       骨盤底筋群      横隔膜
      おしっこを途中で止めた時に感じる筋肉。骨盤の底でハンモック状に内臓や骨盤を支えている。妊娠、出産でゆるむと尿もれにもなることも。横隔膜と相互に作用し、呼吸に影響を及ぼす。     正しい呼吸をすると腹横筋をはじめとする腹筋群が使われその働きに呼応して横隔膜がきちんと上下する。息を吸うときは横隔膜が下がり、息を吐くときは横隔膜が上がる。
               
  <ニュートラルポジションをイメージでつかむ>       
               
  骨盤底筋群を引き上げる      腰骨と恥骨の三角形をまっすぐに      おへそを背骨に引き寄せる
  おへそを背骨にくっつけながら、骨盤下の四隅に張った布の真ん中を引き上げるイメージをすると骨盤底筋群を収縮できる。     左右の腰骨と恥骨の3点を結ぶ三角形の面が平らになった状態で骨盤を正しい位置に保つ。あおむけなら三角形を床と平行に。     おへそと背骨をお互いに引き寄せあうようにすると、体の中心の骨盤や背骨を安定させやすく、コアの筋肉を効果的に使える。
               
                 
  肩甲骨をお尻のポケットに入れる     鎖骨と肩甲骨を開く    
  姿勢の悪い人は、肩や首によけいな力が入り肩甲骨が上がりがち。これを意識すると、肩甲骨が下がり、正しいポジションに。     十字架の左右、上下がそれぞれの方向に引っ張られるイメージ。肩や首に力が入らず、すっきりしたネックラインを維持できる。    
               (参考資料メイプル)
               
   <美しい所作は肩甲骨から>          
  肩甲骨は肩と骨がつながっており、腕の可動域を大きく拡げたり、360度自由に動かすのも肩甲骨の働きが大きな存在となります。この肩甲骨から繰り出す力を利用して重たい物を持ち上げたり、押す力にパワーが生じます。
私が「エイジンケア整体」のビデオの中で腕立て伏せを何気なくこなしておりますが、実は肩甲骨から繰り出すパワーを使っているのです。
プロのダンサーやイチローの一連の美しい所作は肩甲骨から繰り出す指先の動きにあるのです。
日常の何気ないしぐさや美しい所作、立居振舞い、跪座の仕方や歩き方も含め、武道における型や精神性、日本の伝統的な文化の舞や茶道、能は綺麗にそして美しく見えるのです。
   
       
       
 
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